大牟田市庁舎本館の保存活用への課題
- omutafanclub
- 2020年6月29日
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大牟田市は新市長の下で今年2月に市民アンケートを実施しました。その結果を踏まえ、国登録有形文化財の市庁舎本館を解体して新庁舎を建設する基本方針を事実上白紙に戻しました。本館の保存·活用を含め、財政負担を軽減した市庁舎整備方針を策定する意向を固めています。私たちが求めていた方向に進み始めたと言えますが、前途は課題山積です。 より確かな方向に向かうための課題を一緒に考えたいと思います。
登録有形文化財大牟田市庁舎本館の保存と活用を目指す会の令和2年度総会・記念講演として、講師に鹿児島大学の鰺坂教授をお招きして講演をしていただきました。こちらからご覧ください。
講演テーマ「大牟田市庁舎本館の保存活用への課題」
講師:鰺坂 徹(鹿児島大学大学院理工学研究科建築学専攻教授)
【講師プロフィール】
鰺坂 徹(あじさか とおる/AJISAKA TORU)
1957 年名古屋生まれ、小学生時代より大阪で育つ。1983年に早稲田大学大学院理工学研究科建設工学専攻修了後、三菱地所株式会社一級建築士事務所(現:三菱地所設計)入社。2013年に三菱地所設計を退社し、鹿児島大学大学院理工学研究科建築学専攻教授に着任。建築設計の授業を担当、近現代建築の保存再生や地域活性化、地域資産活用の活動に取り組む。




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